放射線科スタッフは診療放射線技師3名です。
私たちは、主に「X線を利用した医用装置」を用いて検査を担当しています。このX線検査から得られた画像には、外から見ることのできない身体内の多くの情報が描出されます。
通院や入院、あるいは健康診断などで、X線検査に遭遇する場面があるかと思います。この検査について、何かご質問がありましたら是非、私たちに声をかけて下さい。
X線一般撮影装置
X線検査の中で、皆さんが一番お馴染みの装置です。当院では島津製作所製の装置を使用しています。この装置は、肺や腹部のX線写真や身体の様々な箇所の骨を撮影する装置です。また胸部検診でも活躍する装置です。
胸部X線撮影
腹部X線撮影
腎盂尿管造影
X線TV撮影装置 島津製作所製
バリウムを飲んで胃の検査をするときに使用する装置がこれです。この装置は、X線透視(X線透過像をリアルタイムに観察)をしながら撮影ができるため、様々な検査や処置などで活躍する装置です。
SonialvisionDAR8000i(島津)
X線胃透視
腹部血管造影
X線CT装置
体の断面像を撮影する装置です。頭部、胸部、腹部、骨などあらゆる部位の撮影が可能です。2010年1月に新しく装置を更新しました。以前の装置よりも短時間で検査ができるようになりました。また3D画像や任意の断面など、よりわかりやすく再構成した画像が得られるようになりました。
Activion 16(東芝)
肺3D画像
腹部血管3D画像
股関節3D画像
CT内臓脂肪検査結果
X線骨密度測定装置
骨がもろくなって骨折の危険性が高くなることを骨粗しょう症といいます。
この装置では、手首の骨量を測定して、骨折し易い危険性が「若い世代と比べてどの程度か」を調べます。
骨折の予防は、骨の状態をご自分で把握することから始まります。若いころから知っておく必要があります。
DTX-200 (OSTEOMETER)
骨密度検査結果
マンモグラフィ装置 シーメンス
乳房撮影専用のX線装置です。検診にも活躍する装置です。
働き盛りは検診年齢。定期的にマンモグラフィ検診を受けて下さい。
当院は検診マンモグラフィ精度管理中央委員会の認定を受けた女性技師が担当しています。
MAMMOMAT 1000 (SIEMENS)
マンモグラフィ画像
無散瞳眼底カメラ装置
眼の奥側(眼底部)にある網膜の血管を写真に撮ります。
血管の様子から、高血圧症や動脈硬化症、糖尿病の合併症などの診断ができます。当院は主に健診で使用しています。
眼底写真